旅トラベルjp  ~略して“旅寅”~

寅さんの様にふらっと旅した、日本の観光地名所「いとをかし処」をマニアックに紹介します。あと、飲みネタなども。

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四国八十八ヶ所 おいしい処 つまみ食い

 四国八十八ヶ所 おいしい処 つまみ食い

  ~香川県エリアでお遍路さん気分を味わう~

 

四国八十八ヶ所巡りは、暇とお金があればやってみたいと思っている人は

結構多いのではないのでしょうか。

全行程で距離が1,200キロ以上になるとのことなので、

徒歩で巡ったら40日くらい、車で巡っても10日はかかるようです。

これだけの日数を費やすということは、食事代、宿泊代はその日数分かかることも

覚悟しなければいけません。

現実、四国に住んでいても八十八ヶ所を全部巡ったという人は、

そうはいないようです。

そんな長大な旅になってしまうので、今回は“なんちゃって八十八ヶ所巡り”ということで、

八十八ヶ所でもおいしい処がたくさんある、香川県エリアで

おいしい処のつまみ食いをしちゃいましょう。

お薦めは以下のマップに示す場所です。

印は八十八ヶ所に属するお寺さんで、印はついでの観光名所です。

kagawahatijuhati.jpg  

近くの観光スポットも合わせて、車で回れば2泊3日ぐらいで楽しめると思いますが、

電車バス利用であれば、3泊はほしいところでしょうか。

八十八ヶ所のうち5箇所のお寺(札所といいます)を選んだ理由は以下の通りです。

 ①霊山寺(りょうぜんじ) ・・・ 1番札所であり、「一番さん」と呼ばれるスタートのお寺です。
                    本格的に巡礼する際に必要なものが売っているお店があります。

 ②大窪寺(おおくぼじ) ・・・ 88番札所であり、ゴールのお寺です。
                   この札所に着いて八十八ヶ所巡りが完了することを
                   「結願」(けちがん)といいます。

 ③善通寺(ぜんつうじ) ・・・ 75番札所で、弘法大師の誕生地「善通寺市」にあるお寺。
                   四国最大の寺であり、高野山金剛峯寺・京都の東寺と並んで
                   大師三大霊場に数えられる。

 ④雲辺寺(うんぺんじ) ・・・ 66番札所で、八十八ヶ所中最高峰(標高920メートル)に位置し、
                    2,600メートルある日本最大級のロープウェイで登っていきます。
                   遠く瀬戸大橋がある瀬戸内海が見渡せます。

 ⑤八栗寺(やくりじ) ・・・ 85番札所。八十八ヶ所唯一ケーブルカーを利用していける札所で、
                  背景にある五剣山の勇壮な姿が美しい。


 
■霊山寺 +鳴門海峡

やはり八十八ヶ所の一部を廻るにあたって、スタート地点である1番札所は

押えておきたい所でしょう。

                    

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この霊山寺は、徳島県鳴門市にあり、八十八ヶ所は

徳島県→高知県→愛媛県→香川県という順番で番号がふられています。

なぜここが1番札所になったのかというのは、その昔、本州から四国に入るのは

淡路島を経て鳴門海峡を渡って入国するのが一般的だったため、

入口に近い鳴門市のこの寺が1番に選ばれたのではないかと推測されています。

まずは趣のある山門(仁王門)を通って、境内に入ると1番札所ということもあって

にぎやかな雰囲気があります。

遍路スタイルである白衣に金剛杖といわれる杖を片手にした姿、

読経帳を持って般若心経を読経する声、お線香の香りと、何となくその世界観の

重さが伝わってきます。

お遍路さんスタイルに共通のキーワードとして、

白衣の背や菅笠に書かれているなど参拝道具には

「南無大師遍照金剛」 「同行二人」という文字が書かれています。

南無は、「あぁ」

大師は弘法大師のこと

遍照金剛は、弘法大師が唐で修行した際に授かった称号だそうです。

併せて、「あぁ、弘法大師様」ということになりますが、つまりは

「弘法大師様におすがりします」というような意味になるということです。

同行二人(どうぎょうににん)とは、いつも弘法大師様が一緒にいますとの

意味だそうです。

なるほど弘法大師様はとてもありがたく、偉大な存在なのですね。

私は信心深くないので、こんな浅はかな表現ですみません・・・

読経を終えると納札を納め、納経帳に墨書と朱印をもらう慣わしになっている。

この納経帳に八十八ヶ所の朱書朱印が揃うのが楽しみでもあり、

現代のスタンプラリーの元祖みたいなものです。

とはいえ今回はおいしいとこ取りということなので、この楽しみは後に

取って置くということにしましょう。

次は大ワープして88番札所「大窪寺」ゴールのお寺に参りましょう。

 ~ついでに鳴門海峡~

鳴門といえば“うずしお”。

世界的にもこのうずしおは珍しい現象だそうです。

狭い海峡を流れる潮の流れが、干満の差で流れる方向が交差するためにできる

現象で、決して海峡の下で栓を抜いてできたものではありません・・・

 narutokaikyou.jpg DSCF0212.jpg

海峡にかかる大鳴門橋には「渦の道」という遊歩道が設置してあり、

車が走る橋の下を歩いて渦潮ができる海峡の上にアクセスできます。

床がガラス張りになっていて、ちょっとした浮遊体験が味わえます。

渦潮はいつも同じ場所にできるとは限らないので、ここから見れるかは

運しだいということになりますが、確実に見たい場合は、大潮の時を狙って

“うずしお観潮船”に乗って見に行くのが確実です。

渦潮ができるところを狙って、すぐ近くまで船を寄せてくれます。

併せて「大鳴門橋架橋記念館(エディ)」で橋の科学と渦潮のメカニズムについて

勉強するのも悪くないと思います。

 


■大窪寺

四国八十八ヶ所の言わずと知れた最後のお寺88番札所です。

ゴールのお寺なのでさぞかし立派で荘厳なところだろうと

勝手な想像をしてしまいますが、どちらかというとひっそりとした佇まい。

この大窪寺は1番札所の霊山寺と違って、人里離れた場所にあるおかげで

人影もまばらな感じです。

八十八ヶ所すべて廻り終えることを「結願(けちがん)」といいます。

つまり88番目であるゴールの大窪寺は「結願の寺」であります。

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       ookuboji2.jpg 

ここを最後に全部巡った人はこのお寺に菅笠や金剛杖を奉納しています。

それと結願した証として結願証の発行を2,000円で行っています。

本来であればこのお寺はお遍路さんにとって最終目的地であり、

西遊記の天竺(てんじく)みたいなところで、これまでの長かった道のりを

思い返す感慨深い地であるはずですが、“なんちゃって遍路”においては

そういう思いは甚だ勘違いのような気がします。

(ただ大窪寺はアクセスが悪く、車・バスを利用しないと厳しい場所です)

ここで最後にこれまでの無事を感謝すると共に最後のお祈りを捧げます。

但し、この先があって、和歌山県にある高野山の奥の院にお礼参りをして

「満願成就」となるそうです。

高野山は弘法大師が真言宗の修禅道場を開いた場所で、835年に

ここの奥の院と呼ばれる場所に入定したそうです。

入定とは特別な表現で、この地で没した(死去)というようなことらしいのですが、

弘法大師は今でも生きているとされています。

奥の院は聖地の中の聖地で、弘法大師がおられるとされる「御廟」(ごびょう)の

手前にある「御廟橋」から御廟までは撮影禁止となっています。 

  P1040687.jpg kouyasan.jpg

それと高野山といえばこの朱色の塔という、壇上伽藍(だんじょうがらん)の根本大塔も

行ってみましょう。写真では全然わからなかったのですが、高さが48.5メートルもあり、

見た瞬間その巨大さに圧倒されます。

日本にある五重の塔でも50メートル前後なのに、この根本大塔は多宝塔なのに

48.5メートルもあるのです。

是非、八十八ヶ所全部巡った人は行ってみてください。

なんちゃっての方は写真で気分だけ。


■善通寺 +こんぴらさん

善通寺がある善通寺市は弘法大師誕生の地であり、先述の高野山、京都東寺と並ぶ

弘法大師三大霊場の一つです。

善通寺は八十八ヶ所の中で最大の広さをほこり、ここにある五重塔は四国最大であり、

全国でも3番目に高い45.2メートルあります。ちなみに、

1番は京都東寺の五重塔(54.8メートル)、

2番は奈良興福寺の五重塔(50.8メートル)です。

またちなみに、鉄筋コンクリート造りの近代的五重塔なら70メートル級のものもあります。

こんな特徴のある75番札所も、見ておきたいおいしい処に選んでみました。

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広い敷地でのんびりした雰囲気がとてもいい感じで、

重厚な造りの本堂(金堂)や回廊がいい味わいをかもし出しています。

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たまたま訪れたときは、さわやかな声の案内役の人が風邪をひいていたみたいで、

案内してもらえませんでした。早く治ってほしいものです。

   zentuujiannai.jpg  

~ついでに こんぴらさん~

四国といえば長い石段で有名な「こんぴらさん」という人は多いでしょう。

正式には「金刀比羅宮」(ことひらぐう)といいます。

江戸時代には伊勢神宮の「お伊勢参り」に次いで

“こんぴら参り”がブームだったようです。

長い石段は本宮までで785段、奥社まで行くと合計1368段にもなるそうです。

下の写真は本宮で、大体の人はここまで来て戻ります。

倍の数登るとなるといやになるのでしょうか。

  konpirasan.jpg  CIMG6378.jpg

本宮まででもすばらしい景色が堪能できるので、苦労の甲斐があります。

遠く讃岐富士の姿も美しいです。

それからあまり知られていないようですが、

この金刀比羅宮本宮があるところは、清水寺のような舞台造りになっていました。

遠くから舞台の姿を見る箇所がないので、その大事業については

話題にならないようですが、すばらしい仕事しています。

konpirasankeikan.jpg  CIMG6408.jpg 

こんなに有名なところなのに何故八十八ヶ所に入らなかったのだろう。

または当然八十八ヶ所に入っていると思っていた人かなりいると思います。

なぜなら八十八ヶ所に入っていないのは、こんぴらさんは神社だからです。

どうも私も神社とお寺の区別がついていません。

神様と仏様の違いなんですが・・・

そんなことを再確認しつつ、こんぴらさんもつまみ食いしていきましょう。


■雲辺寺 +銭形

ここ雲辺寺は66番札所で、八十八ヶ所中で一番標高の高い927メートルの

所にあります。お遍路さん泣かせの登りになっていた札所ですが、

今ではロープウェイが開通して難所というイメージはなくなりました。

この雲辺寺ロープウェイは全長2,600メートルで、

支柱間の長さ1,882メートルは日本一だそうです。

そのスピードも速く一秒間に10メートルとこれも日本最大級だそうです。

こんなすばらしい乗り物がこんなところに!

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山頂駅に着くとそこに雲辺寺がありますが、景色がすばらしいのに先ず感動します。

ここのお寺の特徴は、様々な表情をした石仏がたくさんあるというところと、

「おたのみなす」というナスの形をした腰掛に祈ってから座ると願いが叶うという

ものがあります。

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標高が高いだけあって、霧や霞がかかりやすい場所ですが、その景色もまた幻想的です。

~ついでに銭形~

雲辺寺がある同じ観音寺市には有名な巨大砂絵の「銭形」があります。

寛永通宝を砂浜に模ったもので、江戸時代に藩主が領内巡視に来ることを

歓迎する意味で領民が一夜で作り上げたとされています。

近くの琴弾山から見るのがいいらしく、車で細い山道を登っていきます。

ビューポイントについて見てみると、なるほど巨大なオブジェに感心します。

遠くから見た後は、近くに行って見ましょう。

砂絵の中には入れないのですが、おかまいなしに中に入っている人もいました。

本当に砂を盛ってあるだけです。

台風とか来たら崩れるだろうにと思いつつ、やはり定期的にメンテナンスしているようです。

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何故寛永通宝なのかは諸説あるそうですが、この偉大な仕事っぷりに敬意をはらいながら、

この巨大砂絵の銭形のご利益に与りましょう。


 ■八栗寺

85番札所の八栗寺は、五剣山の麓にあり、ケーブルカーを利用して行けます。

八十八ヶ所で唯一ケーブルカーがあるところで、豚顔のユニークなケーブルカーが

特徴です。ケーブルカーからは隣にある山頂が平らな屋島(やしま)が独特の

姿を見せてくれています。

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     yakuri.jpg

八栗寺の後ろには五剣山がそびえたっていて、その険しい岩肌が独特の景観を

見せてくれています。

見ると五剣といいながら四つしか山コブがありません。

これは昔5コブあったのですが、東側の1つが、

1707年の大地震で崩壊してしまったそうです。

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このお寺は、商売繁盛の本尊だけあって縁日も定期的に開かれる

にぎやかなお寺だそうです。是非、縁日の時に行ってみたいものです。


かなり独断と偏見でおいしい処をセレクトしてみましたが、いかがでしょうか。

四国、特に香川県はおいしい処の宝庫です。

それと本当に美味しい食べ物もあります。

讃岐うどんは有名ですが、

しょうゆソフトクリームはお薦めです。こんぴらさんと小豆島でも食べれます。

最初、「しょうゆがソフト・・・」と抵抗があったのですが、以外や以外

なんともマイルドなお味。日本人はやっぱりしょうゆだなと思いました。

sanukiudon.jpg CIMG6556.jpg

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それと丸亀市にある「ねぎラーメン」は是非チャレンジしてみてください。

山盛りに積まれた自家製のねぎがこれでもか状態でテンコモリコです。

店の人は「残してもいいです」と店内に張り紙してくれているのですが、

完食してください。口がねぎ臭くなってしばらく取れません。

にんにくよりひどいかも・・・

何はともあれ先ずは行って、見て食べて感じて五感をフルに

働かせてみて下さい。あたらしい感動が必ず待っています。

そんな、なんちゃって四国八十八ヶ所おいしい処においでやす。(これ京都か・・・)

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