旅トラベルjp  ~略して“旅寅”~

寅さんの様にふらっと旅した、日本の観光地名所「いとをかし処」をマニアックに紹介します。あと、飲みネタなども。

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小太郎くんの 「穂高岳縦走」 日記

小太郎くんの「穂高岳縦走」日記
    北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~前穂高岳

10歳になったので、日本で3番目に高い「穂高岳」に登ってきました。


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本当は1番高い「富士山」の方が良かったのですが、大人気で、大渋滞という噂なので

またの機会にします。

ちなみに2番目に高い山は知っていますか?

答えは南アルプスにある「北岳」です。

この前、富士川でラフティングした時に、インストラクターのお兄さんが

「日本で1番高い山は富士山ですが、2番目はどこでしょう?」

という問いかけに、他の大人を差し置いて、“北岳”と答えてきました。

ちょっと自慢です。(正解したんだから何かくれ!)

みんな知らないみたいだったので、やっぱり北岳はマイナーなのかな?

ではでは本題の穂高岳のレポートです。


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夜行バスに乗って上高地にやってきました。

夜行バスは初めてでしたが、まあまあ寝れました。

さあー元気に出発です。結構朝から登山客らしき人が来ています。

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上高地のシンボル「河童橋」です。朝なのでまだ人もいませんが、

それでも朝の6時です。登山者の朝は早いです。

スコーンと抜ける空ではありませんでした。

山の上は雲の中です。下山したときは晴れてるといいなぁ。

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明神池口の明神館まで平坦な山道を歩いてきました。

河童橋から40分くらい歩いてきました。

普段40分なんて時間歩かないけど、空気と景色がいいからすぐ着いた感じ。

明神池には立ち寄らず、先目指します。

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段々日差しが強くなって、青空が眼にまぶしくなってきました。

明神岳もきれいに見えています。アルペン気分が高まってきました。

今日行く北穂高の頂上はどこに見えるのかなぁー。

(まだまだ見えないよ!)

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行く手に徳沢園が見えてきました。次なる休憩ポイントです。

キャンプ場になっているので、テントがたくさん張ってありました。

明神館から平坦を約1時間歩いてきましたが、まだまだ疲れてはいません。

どんどん行きましょう。

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横尾に着きました。出発から約3時間です。
 
こんなに歩いたのは初めてです。でもこれからが本番なんだよね・・・

トイレと水分補給を済ませ、いよいよ核心部へGO-です。

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さぁー横尾吊橋を渡って、本格的な登山道へと入っていきます。

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横尾谷を流れる沢沿いに緩やかな山道を歩いていくと、

断崖絶壁の屏風岩が見えてきました。

遠くには穂高も見えています。まだまだ遠いところです。

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休憩ポイントである「本谷橋」に着きました。ここまではハイキングの感覚で

来れるところです。多くの登山者がこの河原で休憩していますね。

ここまで横尾から約1時間かかりました。

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この沢の水は涸沢の方から流れてきていて、雪解け水のようなので

程よく冷たく心地よい風が吹いていました。

何とも水のせせらぎを聞きながら、しばし休憩を楽しみます。

さぁー本格的登山道に足を進めましょう。

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本谷橋を出たらいきなり急登です。岩だらけで足元も平らなところが

ほとんどありません。いやぁーきついです。

投入堂の修験道を歩いたことを思い出しました。

あとどれくらいで涸沢に着くの?あと2時間?へぇーッしんどー・・・

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1時間ほどスタコラ登ったあたりで、残雪が見えてきました。

疲れた足には、すべる足元は踏ん張りがきかなくなって大変です。

単になる残雪の上を登るなら、アイゼンという靴につける爪金具が必要だが、

踏み固められた踏跡があるので、そこを利用すれば登っていける感じです。

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整備された岩畳の先に道標が見えてきました。

いよいよ涸沢も近いか?

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やりました、涸沢ヒュッテがすぐそこにありました。
 
本谷橋から約1時間40分くらいで、涸沢に到着です。

自分は初心者でわからないのですが、ここまでの道は登山道として

かなり良く整備されているとの事です。

確かに迷うこともなく、ヤブみたいなところを歩くこともなかったです。


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涸沢ヒュッテです。感動というより早く休んでお昼食べたいです・・・

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穂高の山々が見渡せます。

涸沢小屋のバックに北穂高岳が大きくそびえています。
 
天気も少し晴れてきました。今年は特に記録的猛暑だったので、曇りぐらいが良かったです。


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デジカメのパノラマモードで撮影した穂高くんです。便利になりましたね。

奥穂高岳~涸沢岳~北穂高岳の連山写真です。


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明日行く北穂高岳から涸沢岳の尾根が見えています。涸沢槍がシンボリックです。

早くご飯食べたい~

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さあーご飯ご飯!でもカップラーメンだけどね・・・

今どきはこんなちっちゃいガスコンロがあるんですね。

お鍋用のコンロを想像してました。薪に火をつけるのも楽しそう。

「そんなもんはキャンプファイヤーでやってくれ」って言われました。
 

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お湯が沸いて3分!
 
「おいちぃー!」山でシーフードとはこれいかに・・・

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涸沢小屋で食後休みをとって、いよいよ北穂高岳登ります。
 
午後になって日差しが出てきました。「暑っちぃーです。」


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いきなり岩登りな場所が出てきました。でもまだまだです。


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出ましたクサリ!

こんなのは鳥取の「投入堂」と群馬の「妙義山」で克服済みなので

屁のカッパです。

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でも足元がツルツルの岩なのでちょっとすべるなぁ。
 


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おっと、ハシゴまで登場です。錆びてるけど大丈夫かな?
 

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振り返ればだいぶ上ってきました。雲もだいぶ取れてきて前穂高がきれいです。
 
涸沢カールの雪もあんなに遠くに。

登ること3時間半、やっと北穂高小屋が見えてきましたが、まだかなり上の方です。

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かなりグロッキーな感じですが、そこに小屋が見えているので頑張れそうです。


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あと200メートルかぁ、頑張るぞ!

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北穂高に登ってはじめての雪渓をトラバースしたらそこには・・・


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北穂高岳頂上です。

「エイドリアーン!」 (ロッキーを知らない人は意味不明ですね)

やりました!初登山にして3,000メートル級の山を制覇しました。

日本で9番目に高い山です。3,106メートル!

参考タイムは涸沢から3時間程度との事でしたが、4時間かかっちゃいました。


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小屋で宿泊手続きを済ませたら、大人はここでビールでしょうが、

僕はCCレモンと缶詰みかんです。感無量です。

夜はなかなか眠れなかったのですが、星空を見に行ったら

「満点の星空」 雲の上にある山小屋なので邪魔するものがありません。

しかも「天の川」まで見えました。もうプラネタリウムに来たみたいです。

写真に撮れないのが残念ですが、ここまで登った人だけが見れる

最高のご褒美でした。北斗七星もバッチリ。「あたたたたたたたあー」


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♪ 朝焼けの光の中に~立つ影は~ 槍ヶ岳です。

モルゲンロートの神々しい感じが、たまりません。ご来光に「南無~」


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朝ごはんはお弁当にしてもらい、お茶を用意して、

♪ さあー出発だ、今、陽が昇る~ 希望の光り両手に~(母を訪ねて三千里より)

ガスっている朝焼けの中、再び頂上に登り返して「エイドリアーン!」

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ここから涸沢岳までは、初心者では厳しい北穂~涸沢岳ルートです。

ちなみに僕、「初登山」です。初登山と書いて「チャレンジャー」と読むようです。

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のっけからガタガタです。気のせいか岩が緑っぽいです。

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来てはいけないルートに来てしまったような感じですが、道は合ってるみたいです。


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出ました下りクサリです。登りより慎重に行きたいと思います。

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ガスがとれて、笠が岳がきれいに見えてきました。

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槍ヶ岳からのルートの大キレット飛騨泣きが見えます。すごいルートだなこりゃー。


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岩稜地帯を抜け一安心。最低コル部分にさしかかります。

涸沢ヒュッテが遥か下に見えます。ずいぶん登ったなぁー。
 

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また来てはいけないような所歩いちゃってます。


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もう高いところは慣れました。やっぱり危なそうな所にはクサリの補助がついています。
 
登山道整備していただいてる方に感謝です。

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いつになったらこの岩だらけは終わるのでしょうか?

朝ごはん食べたい・・・。もう1時間は歩いたよ。

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振り返るとあんなに遠くに北穂高岳が見えます。

思えば遠くへ来たもんだ。

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どっこいしょと、涸沢槍の後ろ側を通って、見えるものは


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涸沢岳頂上。 うぉーあそこでやっと朝ごはんだぁー。

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今日行く奥穂高岳も見えてきたぞ。

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そこが 涸沢岳頂上だ。ホント岩だらけ。

でもスカーフがお洒落な涸沢岳です。

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やりました!日本で8番目に高い山 「涸沢岳」 登頂成功!

「エイドリアーン」  3,110メートル。

北穂高岳より4メートル高いところに来ました。


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なんかこの岩って、人間が積み上げたみたいだね。

えっ!神様の仕業。 それは、おそれいりやの鬼子母神です。


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絶景かな、絶景かなぁー。

すごい景色だね。登った人じゃないとこの感動わかりづらいなー。


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朝ごはんも食べたし、もう8時半だ。直下の穂高岳山荘に向かいます。

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「穂高岳山荘」に着きました。るん♪
 
人がたくさんいるところに来ると安心しますね。

さっきまでほとんど人いなかったから・・・。

お茶買って、すぐ出発です。

目指すは日本で3番目に高い山、奥穂高岳。

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もう山荘出てすぐ垂直登りです。みんなよく行くよね。


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やっと垂直登り、上がりきったかな。

後ろには今日歩いてきた北穂高岳と涸沢岳がくっきり見えています。

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そして今度は奥穂高岳の頂上の祠も見えてきました。


もうここまでくれば、頂上は楽勝ですね。


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頂上すぐそこです。人がいっぱいいます。

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やりました!「奥穂高岳」も制覇です!

「エイドリアーン」は、もうやりません。

3,190メートル。日本3番目に高い山です。

1番は富士山、2番は北岳(南アルプスにある山だぉ!)


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今日ここまでは 高低差があまりなかったので、余裕ですね。

危険なところはたくさん歩きましたが。


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あのかっこいい山は「ジャンヌダルク」じゃなかった
 
「ジャンダルム」というそうです。前衛峰という意味らしいです。

高さは3,163 メートルありますが、山という扱いではないそうなので、
 
高さランキングからは除外されているそうです。あらら・・・


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これから向かう前穂高岳が見えています。

そこに向かうルートが見えていますが、

意外とこのルート「吊尾根」といって、滑落がらみの事故が多いそうです。

気をつけて行きましょう。


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今年は午後が天気が良くなるという、山の天気としては

珍しいパターンだそうです。大概午後は雲がわいてくるので

登山者の行動は、「早出・早着」が原則になっているそうです。

そういう意味では今年の登山は運が良かったのかな?

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超上級者向きのコースの奥穂高~西穂高ルートが反対側に見えています。

焼岳まで眺望がありますね。

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出発した上高地もきれいに見えています。

雲でこの景色が見えていなかったら、やっぱり登山気分も半減していたでしょう。

天気で良かった!

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紀美子平に何人か登山者がいるのが見えます。

あそこは前穂高岳を登頂する際に、頂上を往復するための出発地点で

大体の人が荷物をここに置いて、身軽になって登っていくポイントだそうです。

荷物盗まれたりしないのかな?


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ルートが山尾根よりは岳沢側(上高地側)にあったので、

涸沢側はほとんど見ることはありませんでした。

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大きなアップダウンはなく、苦労なく紀美子平に着きました。

事故が多いということでしたが、簡単そうなルートゆえに注意力が散漫になって

滑落してしまったりしたのでしょうか。

紀美子平の「紀美子」の名は、この先下る「重太郎新道」を切り拓いた「今田重太郎」さんの

お子さんの名前からとったそうです。開拓のとき、紀美子ちゃんをこの場所で遊ばせていた

との事です。

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手も足も使って前穂高岳の頂上にやってきました。

槍ケ岳が意外に近く見えます。この度一番の眺望ですねー。

頂上はまたしてもガタガタですが、360度開けているのがすばらしかったです。

前穂高岳3,090メートルは日本で11番目の高さです。

   P1090662.jpg 

上の写真は、前穂高から下りてくる途中に、紀美子平とたけ岳沢小屋を撮ったものです。

すごく近くに岳沢小屋見えませんか?

写真って怖いですね~、ここから下りなのに2時間もかかるのに。

さあ北アルプスきっての急下り(登りだったら急登)、「重太郎新道」を下ります。

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なんだかダレタハシゴがかかってますね。

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下るのも登るのも大変そうな足元です。

何か下っても下っても小屋に着きませ~ん(泣)

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せっかくの「岳沢パノラマ」というビューポイントですが、

もう同じ景色見ながら下ってきたので、感動は無いです・・・。

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岳沢小屋までまだまだある・・・ホント着くんかいなっ~

重太郎と小太郎ではスケールが違い過ぎますぅ。

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長ーぃハシゴを下りた頃に、あっ!テント場が見えてきました。

小屋はそのすぐ近くです。あと少し。


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着きました!!もう膝がケタケタ笑っています。

天狗岩が天を向いています。

この岳沢小屋は平成18年に雪崩で倒壊してしまったそうです。

その時は「岳沢ヒュッテ」という名前でした。

しかしながら今年平成22年に「岳沢小屋」として再建したとの事です。

そういう意味で新築の山小屋で、きれいです。

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ここに小屋が無かったら、あと2時間かけて上高地まで行かなければいけないなんて

それは無理です。再建ありがとうございます。

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やっぱり僕はCCレモンで水分補給。ごはんも美味しい。

やっぱり運動した後は、なんでも美味しく食べられます。

お味噌汁ホッとします。

星空は麓まで下りてきたので、雲で見れませんでした。

山小屋や日にもよるようですが、宿泊希望を基本山小屋は

その施設の性格上断らないので、大混雑して1枚のふとんに2人とか

廊下に寝ないといけないとかもあるそうです。

今回はお盆前で混む時期との前情報だったのですが、

1人1枚の布団がありゆとりはありました。良かった!

そんな訳で、今日は激疲れで速攻で寝ました。

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おはようございます。足が痛くてたまりません。


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本日は上高地に戻るだけなので、ゆっくりスタートです。

もう他の登山者はみんないなくなっちゃいました。

ゆっくりしてていいの?

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さあー新装オープンの岳沢小屋ともお別れです。

気持ちのよい朝でした。

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さよなら岳沢小屋!

ひたすら森や林の中を歩いて行きます。

急な下り箇所はほとんど無く、ハイキングコース的でした。

2時間のハイキングもいよいよ終わりです。

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穂高への登山口に着きました。

また下界の世界に戻ってまいりました。

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あとは上高地を観光して帰りましょう。 

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ウエストン碑です。何をした人かは知りません。

なんでもイギリスの人で来日して、この北アルプスを中心に色々山を登頂し、

後に日本の山岳のすばらしさを世界に紹介したという功績者との事です。

そういう意味では10歳の僕も穂高のすばらしさをインターネットを

通して世界に発信しているので、プチ功績者になりますかね?

   P1090704.jpg  

最後は上高地のシンボルの「河童橋」から穂高岳をバックに

写真を撮りました。

たくさん山登らない観光客で河童橋付近はごったがえしていました。

日帰り温泉に入ってCCレモンを飲んでサッパリしました。

こうして小太郎10歳の暑い夏は終わったのでした・・・ 


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もう登山はしばらく行かなくていいや・・・



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