旅トラベルjp  ~略して“旅寅”~

寅さんの様にふらっと旅した、日本の観光地名所「いとをかし処」をマニアックに紹介します。あと、飲みネタなども。

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いとをかし処 アラカルト 第11弾 行元寺 波の伊八 彫刻「波に宝珠」

@いとをかし処 アラカルト
   
  
~ちょっと面白そうなところ、チョット紹介していきます~

  第11弾   行元寺 波の伊八 彫刻 「波に宝珠」

1.jpg 

いい仕事してますねー。

何ともいえない波のうねりと木版彫刻と思えないその表現。

これは千葉県いすみ市にある、東頭山「行元寺」(とうずさん「ぎょうがんじ」)の欄間彫刻

「波に宝珠」。武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)という彫刻師の作。

「波を彫らせたら天下一」といわれた名工で、“波の伊八”とも呼ばれています。

1806年に行元寺客殿の欄間に彫刻を完成させました。

ちなみに「宝珠」とは、宝の珠(たま)ということで、「意のままに様々な願いをかなえる宝」と

されるありがたいものとされ、菩薩像などの手に持っているものがそれであり、

わかりやすくは、武道館の「たまねぎ」がそれであるそうです。

仏堂の頂上や橋の欄干などに、仏に縁がある建築物の装飾のために宝珠を模した擬宝珠が

つけられているようです。

  bigwave.jpg   nami1.jpg

この彫刻は、葛飾北斎の名作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の原型といわれています。

並べてみるとその構図のそっくりさに驚きます。うーんいとをかし

「神奈川沖浪裏」は1831年に制作されたとのことなので、北斎がこの彫刻に

出会い、触発されあの浮世絵が生まれたということは疑う余地もないところです。

P1020163.jpg 

東頭山行元寺は、849年に慈覚大師によって開山された歴史ある場所です。

P1020168.jpg 

客殿はかやぶき屋根の建物で、そこの欄間に「波に宝珠」があります。

      2.jpg 

以前写真でこの「波に宝珠」を見たときの衝撃はかなりのものでしたが、

彫刻のバックの黒い部分は黒い漆塗りか何かをされているのかと思っていました。

それが現物を見て驚きました。黒く見えていたのは、空間で向こう側に突き抜けて

いたのです。では反対側はどうなっているのかと後ろに廻ってみました。

ナント!裏側も表と同じように波と宝珠が彫ってありました。

驚いたことに両面彫りだったのです。

Webで事前に色々情報を見ていたのですが、両面彫りということには

あまり触れられていなかったので、知らないまま現物を拝む結果となったのです。

手彫りの一発勝負ですから、裏表で多少ディテールが異なっていますが、すごい技です。

この行元寺には他に、焼失などによってここにしか唯一存在しなくなった

幻の名工「高松又八」の「獏」(ばく)、「牡丹に錦鶏」という彫刻作品があったり、

波の伊八の他作品である、「波に鶴」、「梅」もありこれも必見です。

但し、彫刻は撮影禁止になっています。

ここに掲載しているのは、拝観の際にいただいた資料の一部を掲出しています。

kaisetuzu.jpg kaisetuzuhanten.jpg

P1020161.jpg 


       


      chiba1_20081029020119.jpg 

  

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2009-02-27 Fri 00:47 ぶらざーてぃのblog
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