旅トラベルjp  ~略して“旅寅”~

寅さんの様にふらっと旅した、日本の観光地名所「いとをかし処」をマニアックに紹介します。あと、飲みネタなども。

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日本三大もの

日本三大もの

日本三大○○とか世界三大○○などと言われる

ベスト3という考え方がよくあります。

世界三大美女「クレオパトラ」「楊貴妃」「小野小町」

世界三大珍味「キャビア」「フォアグラ」「トリュフ」

なんていうのが有名ですが、今回は日本の観光名所に関する

三大ものについて見ていこうと思います。

●日本三景  (松島・天橋立・宮島)
●新日本三景  (大沼・三保の松原・耶馬溪)
●日本三大瀑布 (華厳の滝・袋田の滝・那智の滝 )
●日本三奇橋 (猿橋・かずら橋・錦帯橋)
●日本三大がっかり (札幌時計台・はりまや橋・守礼門) 


■日本三景

  matusima1.jpg  amanohasidate1.jpg  miyajima1.jpg
  松島                  天橋立             宮島(厳島)

儒学者の林春斎が日本全国を行脚して、1643年にその著書『日本国事跡考』の中で

「丹後天橋立、陸奥松島、安芸厳島、三処を奇観と為す」と書き記しました。

これが日本三景の始りと云われています。

三景の共通点は、風光明媚で海があるというところでしょうか。

 松島 ・・・ 宮城県の景勝地で、写真は大高森展望台からの眺めですが、
         あまりインパクトはありません。これが日本三景?という感じです。 
        月夜が美しいということも言われていますが、これもこじつけのような
        気がします。
        しかしながら松島湾には小さな島が点在し、その島々の表情を
        見る遊覧船観光が楽しいと思います。
        この島々には松が生えていますが、波うち際は波によって侵食され
        凝灰岩がむき出しになった様子がとても印象的です。
        「かぶと岩」「よろい岩」「仁王島」など奇岩奇勝な姿の岩・島が
        観光のメインとなっています。
        観光船にくっ付いてくるカモメへの餌付けができるのも有名です。
        北海道の流氷船や下田の観光船などでも同じことはできますが・・・
        年々侵食は進んでいるので、岩や島が崩壊しないうちに訪れることを
        お薦めします。
        松尾芭蕉はこの松島を訪れた際、その美しさに句を読むことが
        できなかったと云われていますが、その逆で、噂や期待と実際の
         ギャップが大きすぎて句を詠めなかったとも考えられます。
        「松島や ああ松島や 松島や」 (観光用キャッチフレーズ俳句らしい・・・)

 天橋立 ・・・ 京都府北部にある名勝で、ここは日本三景にふさわしい雰囲気があります。
          橋立部分は歩くことができ、長さ3.2キロメートルほどで、
          松林になっています。
          この橋立の全体を見る場合は、北側だとケーブルカーで登る「傘松公園」、
          南側だとリフトまたはモノレールで登る「天橋立ビューランド」に行きます。
          それぞれ景観が違いますので、両方見るとおもしろいでしょう。
          天橋立といえば“股のぞき”です。逆さまに見ることによって、
          天にはしごがかかってる、龍が天に昇っているように見えるなど
          趣の違った観点で見ることができるようです。是非チャレンジして
          みてください。折角ですから。
          ここも侵食問題があるようで、橋立部分に砂が流れ出さないように岩堤が
          所々に造ってあります。

 宮島 ・・・ 広島県に属する島ですので、船で渡らないと行けません。
         人気の観光地なので、休日はカーフェリーが出航する宮島口は車は渋滞して、
         船に乗るのも時間がかかります。
         有名なのは平清盛によって造営された海に浮かぶかのような「厳島神社」。
         世界文化遺産に登録され、三景の名に箔をつけています。
         朱塗りの美しい神殿造りの神社で、大鳥居が一番の観光スポットです。
         鳥居は現在8代目で、柱は土に刺さっておらず、土の上に自立している
         そうです。
         宮島の山である弥山(みせん)にはロープウェイがあり山頂までいけますが、
         それほどいい景色ではなく、ロープウェイの輸送力が小さいので、待ち時間が
         長くなる場合もしばしばです。
         世界遺産という名の下に観光客が押し寄せている感じです。こういうところは
         世界遺産の弊害なのでしょうか。
         ただグルメはもみじ饅頭、あなご飯、牡蠣と有名な美味しいものがあるので、
         景色と併せて楽しさ倍増です。
         ここも台風被害はよく聞かれますが、温暖化影響により高潮の影響で
         海水の浸水被害も出てきています。今後も修復をしなければいけないことが
         多く出てくると思いますので、昔のままの姿そのままで保存されることは
         難しくなってくるでしょう。 

どこもその風光明媚な景観に、時が経つのも忘れてのんびりした気分を楽しめるはずが

日本三景などという称号を戴いたがために、人が押し寄せるようになってしまいました。

景色を見に来たのか、人を見に来たのか時々わからなくなることもしばしばです。

         tizu-nihonsankei.jpg 


■新日本三景

oonuma1.jpg  mihonomatubara1.jpg  yabakei.jpg
 大沼                  三保の松原        耶馬溪

大正時代に実業之日本社の主催で選定したものだそうです。

新日本三景の共通点は、山と水といったところでしょうか。

日本三景は山景色を借景としている感があるので、天気が悪く山が見えないと

その美しさは半減してしまいます。(本家日本三景も天気が悪ければそうですが・・・)

 大沼 ・・・ 北海道函館から近いのでよく函館ツアーとセットになっている観光地の
         ようです。大沼国定公園から見る駒ケ岳が美しく、駒ヶ岳のちょこんと
         尖った山先が特徴です。
         大沼公園は観光できるように整備されていて、散策ルートも設けられて
         います。
         お薦めは観光船またはモータボートに乗って沼上から駒ケ岳を眺めるのが
         いいと思います。JR大沼公園駅も近くおみやげ屋さんや
         レンタル自転車屋さんもあるので、清里に似ているかなと思いました。

 三保の松原 ・・・ 静岡県の駿河湾に面したところにあります。海岸に7キロあまりの
              松林が続く景勝地で、その海岸線と富士山のコラボが美しい
              ようですが、富士山が見えなければ唯の海岸の松林になって
              しまいます。
              ここは天女の羽衣伝説でも有名で、羽衣をかけた松も「羽衣の松」
              ということでありました。しかも近くの御穂神社には羽衣の切れ端が
              あるとのことです。(ホンマかいな!)
              富士山を借景とするならば、他にも美しい景色の場所が
              ありそうですが。

 耶馬溪 ・・・ 大分県にある景勝地で、溶岩が侵食されてできた奇岩の山並みが
           特徴的で、競秀峰と呼ばれる辺りを中心に耶馬溪ということです。
           ここでは「青の洞門」と呼ばれるトンネルが有名です。
           1700年中頃、禅海和尚がここら難所を通る参拝者通行人などが
           命がけで通行するのを見て、安全に通れる道を作ろうとトンネルを
           掘ったのが洞門と言われるものです。ノミと槌だけで人を雇い
           堀(削り?)進めて、30年ほどかかって貫通させたものだそうです。
           そういう経緯を知ると、通行するにも感慨深いものがあります。
           ここを訪れた際、青の洞門の下を流れる「山国川」に子供が
           ペットボトルを落としてしまい、プチ環境破壊をしてしまいました。
           ゴメンナサイ。
           耶馬溪はすっかり九州の観光名所となっていますが、その荒々しさで
           の景観でいえば、群馬県の妙義山のほうが見ごたえがあるような気が
           します。

何かケチばかりつけてしまいましたが、人それぞれの1番2番があるので、

ここがいいと言われても納得いかない場合もあると思います。

ミュシュランの評価なんかもそうですが、あくまでも自分が気がつかなかった魅力を

再認識する参考資料と考えると、ランキング(順位)をつけるということも悪いことではない

と思います。
           

        sinnihonsankei.jpg  

 

 


■日本三大瀑布

kegonnotaki1.jpg  fukurodanotaki1.jpg  natinotaki1.jpg
 華厳の滝            袋田の滝              那智の滝

高さ ●華厳の滝 97メートル
     ●袋田の滝 120メートル(四段落差合計)
     ●那智の滝 133メートル 

「瀑布」(ばくふ)とは滝のことでありますが、文字からわかるように比較的規模の大きい滝を

指す場合に使われているようです。

三大というだけあってどれも100メートル級の落差があります。

 華厳の滝 ・・・ 栃木県日光にある有名な滝で、滝つぼまでのエレベーターがあり
            間近に大迫力の滝姿を眺めることができる。
            観光客がみんなエレベーターで滝つぼへ降りていってしまうが、
            エレベーター乗り場の横に無料の観望台があり、こちらでも
            間近に滝を眺めることができる。
            さらに変わり種のアングルとしては、ロープウェイで行く
            「明智平」というところからと遠目に観る華厳の滝も
            いとをかしです。(写真のアングルがそれです)

 袋田の滝 ・・・ 茨城県にある大きな滝で四段になって落ちる姿が大変優美で
            あります。
            冬には凍結するので、アイスクライミングをする人もいます。
            新しく新観瀑台ができて、にぎわっているそうです。
            元々近すぎるほどすぐそばに観瀑台があったので、全貌を眺める
            ことができなかったのですが、新しい観瀑台では今のものの上方に
            できたことにより新しいアングルの観望ができるようになったそうです。

 那智の滝 ・・・ 世界遺産の熊野古道などの熊野那智大社の背景に
            この滝は轟いています。
            写真で有名なのは青岸渡寺(せいがんとじ)朱塗りの三重の塔と
            一緒に写っている姿が有名ですが、滝つぼの近くまで徒歩でアクセス
            できます。
            段差のないストレートの落差で言えばこの滝が日本一の落差(高さ)を
            誇ります。
            

       nihonsandaimeibaku.jpg 

<番外編>  勝手番付ベスト3瀑布

三大瀑布はそれなりに美しいのですが、それ以外にすばらしい滝がありますので

ご紹介します。

 ■称名滝 ・・・ 富山県にある、四段落差350メートルとこれぞ日本一の滝という感じの
          大迫力です。
          しかも融雪時期にはすぐ横に「ハンノキ滝」という落差500メートルの
          幻の滝が出現するといったおまけも楽しい景勝地になっています。

 ■湯滝 ・・・ 斜めにすべり落ちるように流れる滝姿がとても美しい奥日光の滝です。
         落差は50メートルですが、滝口・滝つぼ共、すぐ間近に見られるため
         規模は小さいながらも迫力を感じれる勇壮感がたまりません。

 ■原尻の滝 ・・・ 大分県にある「東洋のナイアガラ」と呼ばれる滝です。
            その名の通りナイアガラの滝を彷彿させる姿が、美しい滝です。
            落差20メートル、幅120メートルありますが、雨季でないと
            幅いっぱいに水が流れ落ちることはないようです。
            微妙に迫力には欠けますが、日本では珍しい容姿に感動。

 syoumyounotaki.jpg  yutaki.jpg  harajirinotaki1.jpg
 称名滝            湯滝               原尻の滝

 


 ■日本三奇橋

saruhasi1.jpg  iyanokazurabasi1.jpg  kintaikyou1.jpg
 猿橋                   かずら橋               錦帯橋

奇橋というからには普通の橋ではないということです。

普通に三大橋ときましたら「明石海峡大橋」や「九重の吊橋」など長さとかが長いものが

選出されるはずです。何が“奇”なのでしょうか。

長さ ■猿橋 31メートル 
    ■かずら橋 45メートル
    ■錦帯橋 193メートル(5連アーチ合計)

 猿橋 ・・・ 山梨県にある橋で日本に現存する唯一の刎橋(はねはし)であるということ
         です。
         岸の岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させ、その上に
         同様の刎ね木を突き出し、下の刎ね木に支えさせる。支えを受けた分、
         上の刎ね木は下のものより少しだけ長く出す。これを何本か重ねて、
         中空に向けて遠く刎ねだしていく。これを足場に上部構造を組み上げ、
         板を敷いて橋にする工法の橋だそうです。
         猿橋という名前は、猿が互いに体を支えあって橋を作った姿
         (組み体操みたいな状態か?)をヒントに造られたと言う伝説からきている
         とのこと。
         鎌倉時代にこの構造で造られていたされているが定かではないらしいです。
         少し残念なことに、両岸はコンクリートで固められていて、刎ね木の中には
         補強のためにH鋼が入っているそうです。形は昔の姿ですが、
         やはり安全は第一です。

 かずら橋 ・・・ 焼きを入れて強度を強めたかずら(しらくちかずら)を使って
            吊橋のように造った原始的吊橋で、弘法大師が造ったとか、
            平家の落人が造ったとかいう伝説が残っていますが、
            確かではないらしい。大正時代にワイヤーの吊橋に架け替えられたが、
            昭和になってワイヤーで補強されてはいる「かずら橋」が復活したという
            ことです。床面は一定間隔に並んだ板を渡してありますが、
            下の川面がよく見えるスリル満点のつくりにしてあります。
            年間30万人もの渡橋客が来るそうなので、3年に1回架け替えを
            しているそうです。
            秘境を売りにしている村ですが、こんなに人が来る秘境は秘境とは
            言わないような気がします。かずら橋様様ですね。

 錦帯橋 ・・・ 山口県の岩国にある5連のアーチ橋の錦帯橋は、
           江戸時代に岩国藩主吉川広嘉が、錦川に洪水に耐えられる橋を造るため、
           杭州の西湖6連のアーチ橋があることを知り、大工の児玉九郎右衛門の
           設計で1673年にアーチ橋を完成させました。
           何度か洪水で流出してしまいましたが再建して現在に至っています。
           橋の裏から見ると木組みが複雑ながら規則正しく並んでおり、その工法は
           現代力学の法則に合致した精巧なものだそうです。
           釘が1本も使われていないなどといわれていますが、当初から釘も使われて
           いましたし、近年の架け替えではもちろん木組み中心ですが、
           巻き金・留め金バンバン使われています。やはり安全強度第一です。
           それでもこの錦帯橋の美しさは、日本最高級ではないでしょうか。


         nihonsandaikikyou.jpg 

 


■日本三大がっかり

tokeidai1.jpg  harimayabasi1.jpg shureimon1.jpg
 札幌時計台             はりまや橋           守礼門

有名なので見に行ってみると、「えっ!これ?」と言ってしまうもののベスト3だそうです。

この三大がっかりの存在を知らないときに観ましたが、そのときの感想はやはり「がっかり」

でした。

確かにがっかりと思う要素は、どれも想像していたより規模が小さいというところでしょうか。

「札幌時計台」と「はりまや橋」は、地図でこの辺りだが、こんな街中にあるのかな?

というところにあるのです。ビルや車の往来の多いところにあるその違和感が

いけないのでしょう。

守礼門においては、以外に小さく、その造りも“技巧的”でないのが期待はずれといった

ところでしょうか。

「歴史的な背景」や「象徴的建造物」などの前知識がなければ、なんとも

インパクトにかけるものになってしまいます。

やはり有名なりの理由があるはずですので、事前の勉強をしていかないと"楽しさ半減”と

いうことになりかねません。

旅好きの方は、事前の勉強をしています。旅を楽しむ極意の1つには

観光対象を深く知るということがありますから。観に行った後でも調べると、

再び楽しめたりします。

B級旅行が好きな方は、本当にがっかりするか確認したいと意欲がわく名所でもありますが・・・

         nihonsandaigakkari.jpg 

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