旅トラベルjp  ~略して“旅寅”~

寅さんの様にふらっと旅した、日本の観光地名所「いとをかし処」をマニアックに紹介します。あと、飲みネタなども。

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いとをかし処アラカルト 第18弾 橋杭岩

@いとをかし処 アラカルト
   
  
~ちょっと面白そうなところ、チョット紹介していきます~

  第18弾   橋杭岩 (はしぐいいわ)

和歌山県の最南端の串本町にこの橋杭岩はあります。

海に岩が点々とある景観は特に珍しいものではありませんが、

ここの妙はその岩がほぼ一直線上に並んで点在しているという点です。

しかも点在する岩が等間隔に近い形で並んでおり、

その姿はさながら橋脚(橋杭)のように見え、作為的な造作に見えるところから

「橋杭岩」という名前がついたと云われています。

全長は約850メートルで40あまりの岩で構成されています。

干潮時には近づけるそうです。

P1040179.jpg 

hasikuiiwazenntai.jpg

そんな作為的なところから伝説があります。弘法大師伝説です。

 

 -現地案内板に書かれている伝説より-

その昔弘法大師が紀州行脚の際、この地に立ち寄り向かいの大島へ渡るため
天邪鬼(あまのじゃく)に手伝わせて橋をかけ始めたが、天邪鬼がくたびれて
鶏の鳴声をまねたので大師も夜が明けたと思って中止し、その橋杭だけが残ったと
いわれている。


しかしながら弘法大師の所業からすると、夜が明けたから中止するというのは

理解しがたいところなので、もう少し詳細があるので紹介しておきます。

P1040172.jpg

昔々、弘法大師と天邪鬼が熊野地方を旅したとき、我こそは世界一の知恵者であると
自負している天の邪鬼は、何とかして弘法大師の鼻をあかしてやりたいものと考えた末、
 「弘法さん、大島はご覧の通り海中の離れ島で、天気の悪い日には串本との交通が絶え
島の人は大変困っているそうですが、我々がひとつ大島と陸地との間に橋を架けて
やろうじゃありませんか。」と誘いをかけた。
 「それは良い。」と弘法大師も賛成した。
 「ところで二人いっぺんに仕事するのもおもしろくないので、一晩と時間を限って
架けくらべをしましょう。」と天邪鬼は言った。
いかに偉い弘法大師でも、まさか一夜で架けることはできまい、鼻をあかしてやることが
できると天邪鬼は内心喜んでいた。いよいよ日が暮れて弘法大師が橋を架けることになった。
一体どうして架けるのだろうと、天の邪鬼はそっと見ていると、弘法大師は山から
何万貫あるか分からない巨岩を担いできて、ひょいと海中に立てている。
数時間のうちに早くも橋杭はずらりと並んだ。天邪鬼はこの様子を見て、
 「大変だ! この調子でいくと夜明けまでには立派な橋ができあがる。」とびっくりして、
何か邪魔する方法はないかと考えた末、 「コケコッコー」と大声で鶏の鳴き真似をした。
すると弘法大師は、 「おやもう夜が明けたのか?」と思い仕事を中止した。

というものです。

競争したというのも少し無理がありますし、弘法大師なら夜明けを鶏の鳴声で

判断しないと思います。例え競争に負けたとしても途中で止めないと思いますが・・・

大島の人が困っていたのですから。

と、伝説にツッコミをいれつつ、成り立ちを科学分析してみましょう。

hasikuiiwazenkei.jpg 

   hasikuiiwamap.jpg 

串本町の辺りは泥岩層でできた地層であったが、その割れ目からマグマのような

溶岩が貫入して固まり石英斑岩となり、やわらかい泥岩層だけが早く侵食され、

石英斑岩部分が残され、部分部分が崩壊して今の形になったのではないかと

されています。なるほど、地層の割れ目なら直線状になっているのも納得がいきます。

それと一つ一つに名前がついているのもおもしろいですね。

P1040187.jpg kanayamatenbodai.jpg

伝説は伝説でおもしろいもので、昔からそこにある奇勝ということで、人々に何かを

感じさせていた必然から生まれたものなのでしょう。

何とも感慨深いいとをかし景観に一驚です。

でもなかなかアクセスは時間がかかります。新幹線も高速道路も

近くに通っていないですから。


          


       wakayamahasikuiiwa.jpg  


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