旅トラベルjp  ~略して“旅寅”~

寅さんの様にふらっと旅した、日本の観光地名所「いとをかし処」をマニアックに紹介します。あと、飲みネタなども。

小太郎くんの「♪富士は日本一の山」の巻

小太郎くんの 「 ♪ 富士は日本一の山  」 の巻

やはり日本人たるもの富士山に登るのは宿命と言ってもいいでしょう!

というわけで、泣く子も黙る富士山登山日記です。
 
2011年に11歳になった記念に富士山に登ります。

下のポスターは富士登山するにあたってのコース全貌が

写っていてとても参考になります。

富士登山道写真1 


富士山の高さは結構有名で、3776メートル。

もう少し正確に言うと、3775.6メートルで、大概四捨五入されています。

登ってきたから言えるのですが、想像以上に道は整備されていて、

登りやすかったです。

何せ昨年行った、北穂高・奥穂高のコースはひどかった・・・・。

とはいえ、登り一辺倒の登山道なので、楽ではありません。

それでは日本一の富士山登山をご紹介しましょう。

初心者による初心者のための初心者コースを案内しま~す。

大きくは登山コースは4つあります。

①吉田コース ・・・ 山小屋がたくさんあって一番道が整備されている人気ナンバー1コース

②富士宮コース ・・・ 5合目の標高が高く、頂上への距離が一番短い

③須走コース ・・・ 緑や高山植物を楽しみながら行ける

④御殿場ルート ・・・ 距離が長いので込み合わない

コースにはそれぞれ特徴がありますが、初心者はやっぱり①の吉田コースでしょうか。

やっぱり山小屋があって、人がたくさんいるというのは何か安心します。



吉田ルートマップ 

では登る前に色々な不安を自問自答します。

1.いつ登るのがいいの?

  雪があると危険なので、夏の暑い時期、7月1日から9月中旬位まで間が良いみたい。

2.どんな格好で行けばいいの?

  Tシャツ、短パンでもいけるけど、朝夜は寒いというのと、日中は日差しが強いので

  長袖・長ズボンがいい。上着は脱ぎ着が簡単にできるものがいい。

  靴もジョギングシューズでも行けそうだが、やっぱり靴底の厚く硬いものがいい。

3.頂上は寒いの?

  頂上は5~10度くらいだから寒いっちゃぁ~寒い。登りたては暑いけど、すぐかいた汗が

  冷たくなっちゃいます。朝夜はもっと寒くなります。

4.持ってった方がいい持ち物は?

  防寒着、夜歩く人はヘッドランプ、お金(小銭も。トイレがチップ制です。)

  水分(山小屋にペットボトル水が売ってますが500円です)、

  意外と効果的なのは“金剛杖”(木の六角棒の杖)、足の負担を和らげます。

5.高山病が心配ですが?

  環境の変化に敏感な人は、頭が痛くなったり、気持ち悪くなったりするかも。

  元気な人でも頂上では空気が薄いので、軽く偏頭痛がしている感じがします。

  ひどくならないために、自信のない人はゆっくり体を慣らしながら登りましょう。

6.渋滞するって聞きますが?

  頂上でご来光を見るために、早朝の頂上付近が渋滞するようです。

  ご来光が終わって少しすると、今度は下りの道が渋滞します。

  みんなそんなに頂上で日の出がみたいんですねぇ~

7.山小屋に泊まるってどういう感じ?

  男女別れて寝れる所も歩けど、基本同じ部屋。寝袋スタイルの山小屋もある。

  まぁーハイシーズンは山小屋はどこも混んでるようなので、自分が寝るスペースも

  寝返りがうてない程のスペースしかないのを覚悟したほうが良い。

  消灯時間は19時とか20時くらいで、朝3時くらいからみんな行動開始する。

  4:30くらいにご来光なので、山小屋もご来光タイムに合わせているようです。

  必ずいびきがうるさい人がいるので、繊細な人は耳栓が必要かな?

  食事は程々で、おなかいっぱいになる程の量は期待しないほうが良い。


それでは登山リポートの開始です。

登る日は8月12日(金)に決めました。

土日はどうしたって混みますから、金曜日から土曜日の一泊登山計画です。

泊まる山小屋は、頂上にある「山口屋」さんです。

一気に頂上を目指します。大丈夫かな・・・


コースは吉田コースを選びました。やっぱり初心者は冒険しないほうがいいです。

海の日の前後やお盆の時期は登山者が集中するというので、

富士スバルラインはマイカー規制しています。

スバルライン入口のところでおじさんが入っちゃダメしてます。

そういう訳で5合目までは、通常車でいけるのですが、

富士山ふもとの富士北麓公園駐車場に車を駐車して、シャトルバスで5合目に

連れて行ってもらいます。

往復1700円!(車だと通行料2000円かかりますので、300円お得)

でも駐車料1000円!結局高くつくのか・・・


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ココが富士北麓公園駐車場5:00頃の様子。

やっぱり車いっぱいです。

それではシャトルバス往復チケを買って、バスに乗り込みます。

一番バスは5:30発ですが、大人気のようで5時ちょい過ぎに一番バスが出ました。


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中は外観と違って派手めな内装です。

何か軽装な人多いけど、登山しない人も結構いるのかな?

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30分くらいで富士スバルライン五合目に着きました。

いい天気です。

やっぱり五合目でも少し寒いです。半袖じゃあ厳しいかな。

さぁー登るぞ!


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雲上の世界、う~ん~いとをかしですねぇー。


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頂上までバッチリ見えてるけど、今日中にホントあそこまで行けるの?


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もっと混んでるかな、と思ったけど、すいていました。

五合目のお店も半開店気味にやってました。

富士山メロンパン食べようかな?


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すぐに登山口に着きました。

いよいよ登山開始といった感じです。


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誰もいないし、下山してくる人もいない・・・

ちょっと拍子抜けです。

バスに乗ってた人はどこへ行ってしまったのでしょうか?

面白い景色が見えてきました。

南極みたいな氷の世界に見えませんか?

素敵な雲上散歩です。


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先ずは20分ほど歩いたら、最初のポイント泉ヶ滝です。

ここまではもったいないことに緩やかな下り道でした。

これまた拍子抜けです。

この場所は分岐点になっていて、一方は吉田口登山道の五合目に続いています。

もう一方はこれから行く六合目に続いています。

泉瀧と掘られている石碑が半分土(火山灰?)に埋まっています。



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さあーいよいよ待望の登り坂です。

やっぱりこうこなくっちゃぁ!

しかし人がいないなぁー


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視界が開けてきて、森林も少なくなってきました。

いよいよ森林限界の高さに届きましたかね。


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緩やかな上り坂ですが、体がまだ動きが悪いのと、呼吸が整わないのとで

体がきつくなってきました。

でも30分くらいで六合目に着きました。

ここからは視界を遮るものがありません。

山小屋が連なっています。


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もう疲れてしまいましたが、本番はこれからですね。

この前の登山もそうですが、最初は体が慣れるまでしんどい感じです。

早く体が思い通りに着いてくるのを待ちます。

水分を補給して出発です。

下りの人が結構降りてきました。


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ここらも道は整備してあって、普通に登り坂です。

防石フェンスだらけの光景が異様ですね。



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いやぁー七合目が遠いっ!

登りやすいけど、長ーい。

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やっと最初の山小屋が近づいてきました。

もう一息です。


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着いた、着いた、七合目の「花小屋」です。

六合目から50分くらい登ったでしょうか。

もうイッちゃてる感じです。

大休止しましょう。

「花小屋」は端小屋または鼻小屋と呼ばれていて、

小屋がここから連続してある始まりの小屋を意味しているとのことです。


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ここから溶岩の岩がごつごつしたところを登っていきます。

だからと言って手登りするような険しい場所ではありません。

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あっという間にまだ七合目の「日の出館」に到着です。

山小屋銀座の始まりです。

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たいして歩いてないのですぐに出発です。


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いっ、て言ってる間に「トモエ館」に到着です。

金剛杖に焼印を押してくれるお兄さんがいます。

各山小屋に焼印が用意してあるので、スタンプラリーのように

押してもらうのも記念になります。

一押し200円くらいです。

小太郎は1回押してもらうと、全部集めたくなる癖があるので、

辞めておきます。

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まだ七合目かぁ~、先はまだまだ長いな!

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少し距離を登って「鎌岩館」に着きました。

この辺りから見る尾根の形が鎌のように曲がっているように見え、

「カマ岩」と呼ばれていたことから、その名が付いたという事です。

人の名前ではなかったです。


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すぐ登ったところに「富士一館」です。

ここの布団は寝袋形式みたいですね。

小屋の中で寝袋っていうのは寝心地いいんですかね?


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今度の山小屋には赤い鳥居があるみたいですね。


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それもそのはず、「鳥居荘」です。本七合目だそうです。

何かを祀っているわけではなさそうです。

オブジェあるいはランドマークの役割でしょうか。


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ここもすぐに出発して、すぐ上の「東洋館」へ。

小奇麗な小屋です。

ここら辺が3000メートルぐらいで、

そして五合目と頂上の中間地点に当たるそうです。

まだ半分かぁー、でもあと半分か!


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ささっ、じゃんじゃん登っていきましょう。

気のせいか空気が薄くなってきたような、きてないような。



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ずいぶん高いとこまできたなー。

いよいよ八合目の「太子館」にやってきました。

名前からして、聖徳太子に関係するのかなと思ったら関係ありました。

聖徳太子が馬に乗り富士山に登った時、休憩した場所がこの場所であったという

伝説に由来しているそうです。

聖徳太子が富士山登ったなんて聞いたことなかったですね。


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多くの登山者は八合目あたりの山小屋で一泊するようです。

そして早く起きて暗いうちから頂上目指して、ご来光というパターンが一般的みたいです。

ここは3100メートル地点、寒いかと思ったら26度ありました。

ちょうど正午近くなので、暑くなってきた時間帯です。

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小屋のすぐ上に、有名な「亀岩」が見えています。

なるほど亀。そのまんまですね。


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とりあえずお決まりのこのアングルで1枚写真撮りました。


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さあ出発です。この先は「本八合目」があるので、この八合目は

偽八合目のようです。

頂上にこの名前を採用したら顰蹙(ひんしゅく)かいそうですね。

頂上だと思ったら、もう一つ上が本頂上だよ!って・・・

しょうもないことに噛み付くのはやめましょう。


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結構ゴツゴツしていますが、登りにくいわけではありません。


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ちょと登ってすぐ着いた「蓬莱館」さんです。

蓬莱とは中国の仙人が住むという島の名前です。

仙人が住んでるのかな?

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休憩ポイント的な造りではないので、すぐ上を目指します。


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なんか頂上が見えているような~気のせいかな・・・

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再び道の整備されている登山道です。

妙に土の色が赤っぽくなってまいりました。

小屋の前がだだっ広い「白雲荘」

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まさに白雲です。

ジグザグにずいぶん登ってきましたね。

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そんなことで、まだ八合目の「元祖室」に着きました。

今更ですがお盆期間真っ最中なのにすいていますね。

渋滞情報は思い過ごしだったのでしょうか?


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ここもすぐ出発です。

体が慣れてきたのか、それ程息が切れなくなりました。

もうここまでくれば、早く頂上に着きたい気持ちです。

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ここらは下山道とつながっている横道がありますが、人は歩いていません。

運搬用のブルドーザーが荷物を山小屋に届けるために使っているとのことです。


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やっと偽八合目が終わって、本八合目に着きました。

何で八合目だけ「本」とかで分かれてるんですかね。

調べてみたんですが、いつ誰がつけたかははっきりわからないそうです。

下りのルートの八合目は本八合目の少し下側にあります。

登りルートの八合目より当然高い標高にあります。

昔からそう呼ばれてるからそうなった、という感じですかね?

先ずは「富士山ホテル」に到着です。


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3400米と書いてあります。

だいぶ着ましたよ!

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さらに少し登ると「トモエ館」がありまして、

すぐ隣りに下りルートにある山小屋の「胸突江戸屋」がありました。

下りルートはたくさんの下山者?でにぎわっています。


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おっと頂上はあそこかな?

と思えるところまで来ましたね。


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下山ルートが見えました。こちらも余り混んでいないみたいです。


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さらに近くに見えてきましたら、砂ぼこりがすごいですね。

あれが俗にいう「砂走り」?っうやつですかぁ?

砂走りは「須走」か「御殿場」下山ルートにある名称なので、ここではありません。

でも砂走りというイメージがわいてきます。


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高度感たっぷりの道程です。火山岩も赤茶色してきています。



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「御来光館」到着です。

いいネーミングですね。ここに泊まってご来光がみたくなります。


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すぐ上に九合目の目印、鳥居が見えます。

もう本当にいよいよです。疲れたなんて感覚はなくなりました。

クライマーズ・ハイというやつですかね。

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あっという間に着きました。

日本人とは面白いものです。鳥居の木目の隙間にお賽銭と思わしきお金が差してあります。

神社にお賽銭。猫に小判ですな。(意味不明ですよね)

ここのお賽銭は誰が受け取る権限があるのでしょうか?

トレビの泉のお賽銭も気になる・・・あれはお賽銭とは言わないか・・・



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少し登ってみると「久須志神社」(くすしじんじゃ)の何やら建物があったので、

あの鳥居は久須志神社のものと推測される。

後で聞いたのだが、江戸時代に「浅間大社」と賽銭の取り分でもめたことがあったらしい。

神様がお金の取り合いをするなんて・・・  やっぱり銭は怖い。

 

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さあさあー3600メートル。もうすぐそこです!

おー日の丸の旗!あれこそ頂上の印だぁー!


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今思えばあっという間だった。北穂高に比べれば「屁のツッパリにもなりませんよ」とは

あの金メダリストの言葉。

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あと少し!あと少し!


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来ちゃいました。来ちゃいました!


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頂上です。日本一の山、富士山の頂上です。


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何かお店が並んでいて、山の頂上のイメージが違いますね。

こりゃあ、観光地だな。まぁ何もないよりはいいんだけど・・・


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富士山の火口です。 これです、本来のイメージは。

見えているのは頂上で一番高い場所の剣が峰(旧富士山測候所)です。

あそこが富士山の高さ、3667メートルの場所です。


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今日泊めていただく「山口屋本店」さんです。

ホント着いちゃいましたね。


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下を見下ろしと、くねくね道をまだまだ人が登ってきます。


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日本一高い場所の自動販売機が ありました。

お茶が400円(500mlは500円)、水が500円です。

飲みたい方は下界ではありえない高級お茶をご賞味下さい。


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では僕は500円の高級コーラで一杯やって、チェックインして

お鉢巡りに出発です。

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お鉢めぐりで押さえておく所は

 ①剣が峰 (もちのろんで日本一高い場所!)

 ②虎岩 (岩の形が虎の顔に見える)

 ③雷岩 (雷雲ががこの岩方角からやってくるというのでこの名がついたようです)

 ④釈迦の割れ石 (この割れた石がある白山岳が昔、「釈迦岳」と呼ばれて

   いたからだそうです。) 

の4つでしょうか。一周約3キロ90分程度をどっち周りで行った方がいいかと思いますが、

剣が峰の横に「馬の背」という急坂があるので、急坂を登りとした方が

安全であるという観点から時計回りが良いとされています。


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山頂マップ 

一周3キロとは意外と富士山の頂上は大きいです。

火口も大きな口をあけていますが、現在は火口に下りることは禁止のようです。

滑落の危険があるからだそうです。


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先ずは目指す最高点「剣が峰」を遠くに望みながらスタートです。


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ダイナミックな火口が大きな口をあけています。

活火山の山に登ったときにこの火口を覗くのが楽しみですね。

 

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まだ13時くらいなので、続々と登山者がやってきます。

それでも今日は空いてるほうだそうです。

ハイシーズンなので大渋滞を覚悟していました。
 

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頂上といえども富士山のお鉢にはさらに起伏があるので、

少し小高くなったところには山の名前がつけらています。

伊豆ヶ岳を乗り越し、成就ヶ岳を巻いてお鉢の西側へ。
     
   
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虎岩が近づいてきました。言われてみると虎の顔に見えてきてしまうから不思議。


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特に大きな登り下りはなく、御殿場口登山道の頂上口が見えるところへ。


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ここは大きく下るので、手すり付きの登山道になっています。

さすがに雲の上なので、太陽が眩しいし暑いですね。


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着きました。御殿場口頂上です。

ここは銀明水と呼ばれる富士山の雪解け水が湧き出ている貴重な水場だそうです。

 

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そしてここは富士館という山小屋で、すぐ隣りには富士山本宮浅間大社奥宮があります。

前に「富士山の謎」コーナーで話しましたが、富士山八合目から上は浅間大社の

所有です。富士山の上の部分は国有ではなかったのです。

“「竹島」が私有地だった”みたいな感覚です。


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何か今にも転がってきそうな丸い石があるのが気になります。

転がしてみたいなぁ~


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そして今度は日本一高いところにある郵便局!

本当に手紙が出せるポストが設置されています。

消印スタンプが富士山頂のものなんて、もらったらちょっといいかも。


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虎岩の上部あたりまでやってきました。

火口の断層も迫力満点です。


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さあーいよいよ剣が峰直下です。

馬の背という約35度の傾斜角がある斜面を登ります。

これまで嫌って言うほど急斜面は登ってきたので、何を今更ですが、

ここは足場が岩稜ではなく砂地なので、不安定な地面に足を取られて

予想以上に足と地面に力が伝わらず、登るのが大変です。

 

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見た感じは大して大変ではなさそうなのですが・・・

エッチラホッチラ どっこいしょ!

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馬の背からの眺めです。太陽が横から差してきたので火口の色が
 
とてもきれいに見えてきました。とても荒々しくもあり、美しくもあり。

さあっ最高点はもう目の前です。


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キターーーーー富士山測候所跡!

気象台と言ってたところです。

子太郎パパは「やりたい放題!気象台!」なんてよく言ってました。

レーダードームが乗っていた台座みたいなものが残っています。


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そしてこれが富士山の三角点。標高の基準点となっているところ。

ここより少し高いところがすぐ近くにあるけどなぁ~

そこにこの三角点を設置するのは難しかったのかな?


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日本一の富士山の一番高いところ「剣が峰」頂上でパチリ!

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見たところ小学生はわてくらいですな。

穂高岳に比べれば楽勝って感じです。

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剣が峰でさらに高いところ発見!

測候所の展望台みたいなところ。やったー頂上超え!


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この岩です。三角点より高い場所。記念一枚。


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いやー天気も上々、たどってきた道のりを眺める。


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今日泊まる山口屋さんの山小屋も遥か向こう側、

ハナクソ・・・いやっ米粒くらい小さく見えます。


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それでは剣が峰を後に先に進みます。

さようなら、やりたい放題気象台・・・


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ちょっと後ろ髪引かれる思いで、剣が峰を振り返ってみる。


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雷岩(いかづちいわ)と釈迦の割れ石です。

左の丸っこい岩とちょっと遠目のゴロッとした四角い石です。

雷岩は、雷雲ががこの岩方角からやってくるというのでこの名がついたようです。

釈迦の割れ石は、この割れた石がある白山岳が昔、「釈迦岳」と呼ばれていたからだ

そうです。

何か神がかり的な伝説があるようでは無かったみたいです。


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この有名な岩石を横目に、お鉢めぐりもあとわずか。

道筋がすでにできていて、迷うことはなさそうです。


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おなかも減ってきましたので、先を急ぎましょう。


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アレレっ!こんなところに文明の利器が・・・

ブルドーザー君が2台・・・

確かに富士山の地図にはブルドーザー道というのが載ってましたが、

まさか頂上までやってきているとは。

何か歩いてきたことが何だったのか・・・

見なかった事にしよう。

かわいい女の子の鼻からは鼻毛が出てて、ちょっと幻滅した感じといいましょうか・・・



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という訳でお鉢巡りが完了です。

あー富士山完全制覇という感じです。

思っていたより手ごたえがなかったかな?

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陽もだいぶ傾いてきましたので、山小屋にチェックインして

お約束の夕食カレーです。山で食べるカレーも乙ではありますが、

やっぱり日本人たるものお味噌汁があると最高かなぁ~


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ここでは小屋の中の写真はプライバシーの関係で掲載しませんが、

男女関係なく部屋に詰め込まれ、2人で1畳くらいのスペース、布団1枚で2人寝るという

有様です。寝返りも満足にできません。そこまで満杯なのか!

というより、後から続々やって来るお客さんのためにできるだけ詰めておこう作戦の

ようです。最後の方に来たお客さんは余裕のスペースに余裕の寝床のようでした。

こんな密度はパパさん曰く、20年前に燕岳に泊まったとき以来だと言っておりました。

「まあーハイシーズン登山と言うことで我慢したまえ」とのことでした。

山の朝は早いと聞いていましたが、ここ富士山ではみんな朝3時から行動が

始まり、周りは未明からガサガサ状態。

とても寝ていられる状態ではないので、着替えて外に出てみました。


すごい、すごい!!!


夜明け前なのに頂上は大混雑。

山小屋も朝食(夜食?)やおみやげの呼び込み合戦。にぎやかな深夜です。

いくらご来光を頂上で見たいとはいえ、ここまでとは・・・

とてもさむいッス!

気温は5度くらいだったかな。

いやはや、あらためて富士は日本一の山だということを、こんなことで思い知らされました。


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朝4:50ご来光が顔を出した頃、空き始めた部屋で大の字睡眠。ZZZzzz・・・

太陽が登って頂上のざわめきがおさまった5:30頃から行動開始です。


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ひゃっ~さぶいし眠いし~ たまらんね~

ご来光に何の興味や感謝の気持ちを抱くわけでもなく、下山開始。


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ご来光も一段落すると、一斉に下山ラッシュです。

続々下山者であふれかえっています。

どこにこんな人いたんだぁ?

寝てる間にすごい人数の人が、登頂していたんですねー。


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下界は雲の下ですが、空は超快晴です。

とても清々しい朝です。下山日和!

それでも先を急ぐ下山者の中には、列を追い越すために、谷側ぎりぎり通って

追い越そうとして、道脇にある石を谷に落として落石を起こしています。

下山道はジグザグに道が走っているため、落ちた石は下を歩いている下山者に

当たりそうになってます。

落とされた側の人はもうカンカンです。

自分のペースで急ぎ下山したいのはわかりますが、大事故になりかねませんから

気をつけましょうね。下山道は道の真ん中を歩きましょう。


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下山道は、岩が無くえてして石ころ砂道がずっと続いています。
 
砂を巻き上げほこりがすごく、靴の中は砂だらけという前情報がありましたが、

それ程でもないようです。

空気の薄さも心配で、スプレー酸素を持参していましたが、出番無く。


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ここは八合目にある吉田口下山道と須走下山道との分岐点。

下りる方向を間違えると、途中で修正がききません。

またここまで登ってくればいいんじゃん!とはパパさんのお言葉。

そりゃそうだ。

また登ってきた吉田口に戻りたいので、黄色い指示板の方向へ。


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長い長い8合目からの下山道途中に、5合目のレストハウスが見えてきました。


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真っ赤な土が、真っ青の空とあいまって暑い暑い雰囲気を醸し出しています。


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さあー七合目まで下りてきました。

ここまでくればゴールの5合目はもう一息です。

下山道は休憩場が少ないためこの七合目の公衆トイレはありがたい。

ここで標高2640メートル、五合目2304メートルまで300メートル余り、

頑張っていきましょう!


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ここを過ぎると一直線の長いなだらかな下り坂が続きます。

もう危ないところはありません。


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と、思ったら落石よけのトンネルが設置してありました。

上を見上げると確かに石がものすごいスピードで転がってきそうな

荒れ肌地。やっぱりよく転がってくるんだろうな~。


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少しすると行き通った道と合流します。

いやはやここまで着たらもうゴールと同じ。

さくさく歩いて五合目までGOーっ!


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もう五合目に着いたら富士山ソフトクリーム食べるのだ~


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着いたぁ~ゴ~~~~ル!

下りは案外あっ気なかった。

思ったほど足にきてない。(痛くない)

やっぱり金剛杖はすばらしい相棒でした。 

そして注意しなければいけないのは、遮るものが無く太陽に当たりっぱなしなので

日焼け対策は万全にしていきましょう。
 

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後はバスに乗って現実の世界に戻るのです。

一度は富士山に登ってみてください。天気がいいか悪いかで、あなたの運が試され、

登山貫徹できるかであなたの根性が試されます。

そんな人生をも占ってくれる富士登山やってみなはれ。

(富士登山に成功したのでちょっと偉そうです・・・)


P1120765.jpg

こうして小太郎の2011年の暑い夏は終わったのでした・・・


富士吉田にある富士山レーダードーム館にも行ってみてね。

昔、富士山頂上の剣が峰にあったレーダードームだそうです。

CIMG2896.jpg 

よくわかんないけど、日本に生まれてよかったね!


いえー 

富士山イエ~ィ!


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